署名できない記録にも、証明は付けられる。
契約書には電子署名があります。では、毎日出力される検査記録や計測値、AIの実行ログはどうでしょうか。Lemma は、署名の手続きに乗らない大量の記録に証明を付け、受け取った相手がその場で確かめられるようにします。電子署名を置き換えるものではありません。
Lemma は、記録そのものを証明する。
- 誰が署名したかを、法制度の裏づけつきで示す
- 契約・申請・届出のように、法的効力が要る場面に向く
- 1件ずつ手続きを踏む。対象は文書
- 発行された時点から変わっていないことを、受け取った側が自分で確認できる
- 文書に限らず、データ・AIの実行・権限・属性にも付く
- 発行は自動化でき、検証は無料・何度でも・キー不要
法的効力が要る少数の文書には電子署名を、数が多く、渡した先で確かめてもらいたい記録には Lemma を。併用できます。
並べてみる。
| 電子署名 | タイムスタンプ | Lemma | |
|---|---|---|---|
| 原本を預けずに済む | △ | ○ | ○ ハッシュのみ |
| 受け取った側だけで検証 | △ | △ | ○ URLを開くだけ |
| 検証が無料・何度でも | △ | △ | ○ 回数の上限なし |
| 文書以外にも付けられる | ✕ | △ | ○ 実行・権限・属性も |
| 大量の記録を自動で扱える | ✕ | △ | ○ APIで自動発行 |
法的効力が争点になる文書は、電子署名の領域です。契約・申請・届出のように、1件ずつ手続きを踏む価値があるもの。
Lemma が引き受けるのは、その手続きに乗らない大量の記録——検査記録、計測値、承認履歴、AIの実行ログ。併用できます。
ハッシュを台帳に載せて改ざんを防ぐ点は、Lemma と同じ発想です。
違いは「誰が発行したか」と「どんな条件を満たすか」まで扱えること、そして検証に専用のノードやエクスプローラを必要としないことです。受け取った側は URL を開くだけで済みます。
検出は事後に、確率で判定します。通ってしまったあとに異常を見つける仕組みです。
証明は実行の前に効きます。両者は競合しません——検出を外す必要はなく、その前段に一層を足す構成になります。
証明は一度作れば、そのあと誰が何度確かめても、Lemma 側で新しい計算は起きません。だから検証を無料にできます。SSL 証明書と同じ構造です——サイトの運営者が証明書を買い、訪問者は無料で検証しています。
だから、渡す相手が何社に増えても費用は変わりません。取引先にも、監督官庁にも、その先の再委託先にも、同じ証明をそのまま渡せます。確かめるかどうかを、相手の負担で止めなくて済みます。
すでに電子署名を導入しています。置き換えが必要ですか?
タイムスタンプとの違いは?
ブロックチェーンに記録するのとは?
AIによる偽造検出では足りませんか?
Lemma に法的な効力はありますか?
一方で、記録の内容の正しさや判断の妥当性は保証しません。また電子署名法のような法定の推定効は持たないため、法的効力が争点になる文書では電子署名と併用してください。
なりすまして証明を発行される心配はありませんか?
受け取った側の画面には発行者が表示されるため、「誰が出したか」まで含めて確認できます。証明のない記録は、そもそも確かめられないものとして扱われます。