Glossary · 用語集

用語集

Lemma Oracle が扱う暗号レイヤ、検証可能AI、エージェントプロトコル、規制適合の中核用語。製品文脈に直結する定義のみを掲載する。

01 · 暗号レイヤ

暗号レイヤ

Lemma が証明・開示・改ざん検知に用いる暗号プリミティブ。ZK 証明、対称暗号、ハッシュ、コミットメントの基礎用語。

02 · 検証可能AI

検証可能AI

AI の判断・引用・推論履歴を暗号で検証可能にするための用語群。来歴、引用、監査の基本概念。

検証可能AI

検証可能AI (Verifiable AI) の定義と Lemma Oracle における実装。入力・モデル・推論過程の真正性を暗号で第三者検証できるようにする領域。

プロヴナンス

プロヴナンス (Provenance) の定義と Lemma Oracle における実装。データ・モデル・判断の来歴を改ざん不能に追跡する仕組み。W3C PROV・C2PA・SLSA との接続。

プロヴナンス・プルーフ

データの来歴を暗号的に証明する手法。生成 AI 戦略において、AI が参照したデータの真正性と出力の根拠を、データ自体を開示せず検証可能にする中核要素。

C2PA

メディアコンテンツの来歴を記述・署名する業界標準。Adobe・Microsoft・BBC・Intel・Sony 等が主導し、AI 生成画像の識別と編集履歴の検証で広く採用される。

分散型識別子 (DID)

W3C が標準化した識別子仕様。発行者・主体・検証者が独立に運用できる識別子で、属性証明や来歴チェーンの主体識別に用いられる。

検証可能クレデンシャル (VC)

W3C が標準化した、第三者検証可能な属性表現フォーマット。発行者・保有者・検証者の三者モデルで属性証明を流通させる。

RAG

言語モデルの生成時に外部文書を検索し、その内容を回答に組み込む手法。最新情報や組織固有情報をモデル再学習なしで扱える反面、引用の真正性が新しい論点となる。

引用証明

AI 応答に含めた引用が、実際に主張した出典文書から来たもので、改竄も捏造もないことを暗号で証明する仕組み。RAG パイプラインにおける真正性保証の核。

監査トレイル

システムの実行履歴を、事後の改ざんが不可能な形で残す仕組み。AI 判断ログ、決済経路、データアクセス履歴など、後から検証が求められるすべての領域で必須。

03 · プロトコル・エージェント

プロトコル・エージェント

自律エージェント取引と機械間決済のプロトコル群。x402、Trust402、MCP、A2A の周辺仕様。

エージェント決済

AI エージェントが自律的に取引・決済を実行する形態。x402 や MCP を含む新世代の支払いプロトコル群が前提となり、権限と来歴の検証が中核課題になる。

x402

x402 の定義と Lemma Oracle における検証層 (Trust402)。HTTP 402 Payment Required を再活用し、ステーブルコイン決済を HTTP に直接統合する Coinbase 主導のオープンプロトコル。

Trust402

x402 決済プロトコルに検証可能性を加える Lemma のリファレンス実装。決済の事実だけでなく、決済の正当性 (権限・目的・範囲) を暗号で証明する。

EIP-3009

ERC-20 トークンの送金を、ガス代を払わずに署名だけで承認する Ethereum 拡張規格。署名者・宛先・金額・有効期間・ノンスを EIP-712 で署名し、第三者が送信する。

Facilitator

x402 決済の検証と実行を仲介するサービス。クライアントの支払いペイロードを on-chain に提出し、決済の成立をリソースサーバへ返す役割を担う。

A2A

AI エージェント同士の通信・連携を標準化するオープンプロトコル。Google が 2025 年に提唱し、2026 年に Linux Foundation 配下の独立プロジェクトへ移管。

MCP

AI モデルが外部ツール・データソース・サービスに統一規格で接続するためのオープンプロトコル。Anthropic が 2024 年 11 月公開、2025 年 12 月に Linux Foundation 配下の AAIF へ寄贈。