P4 · 規制属性証明

補助金・給付の受給資格証明

申告された ≠ 検証できる

住民・事業者が所得区分や属性を出さずに「受給要件を満たす」だけを証明。給付主体と監査は要件充足を独立検証でき、不要な個人情報を保管しない。

自治体・公共 · 公共サービス事業者 5 分
セクション
  1. § 01 このページは、こんな方のために
  2. § 02 なぜ既存手段では足りないか
  3. § 03 Lemma のアプローチ
  4. § 04 得られるもの
  5. § 05 実例
  6. § 06 アーキテクチャ概念
  7. § 07 Lemma が暗号的に保証する事実
  8. § 08 進め方
  9. § 09 関連ユースケース

このページは、こんな方のために

補助金・給付・各種行政サービスの受給資格を確認する立場の方へ。要件確認のために所得・世帯・属性の生データを集めると、それ自体が保管・漏洩のリスクになります。「申告された」ことと「要件を満たすと検証できる」ことは別です。

  • 自治体・公共サービスで給付・補助の資格確認を担う部門
  • 申請受付・審査の事務負荷と、保有する個人情報の漏洩面に課題を感じている部門
  • 担当者が代わっても公平・一貫した審査を残したい組織

なぜ既存手段では足りないか

この業務は3つが同時に要ります。所得・属性を出さず「要件充足」を証明できること。給付主体・監査が独立に検証できること。後から改ざんできないこと。

手段 中身を出さず証明 第三者が独立検証 改ざん不能
申請書類 / Excel
添付書類の収集
電子署名付き PDF
ZK 証明(Lemma)

書類収集は所得・世帯情報ごと保管され、その保管自体が漏洩面になります。3つを同時に満たすのは ZK 証明だけ。1つでも欠けてよいなら既存手段で十分です。3つが同時に要る業務だけが Lemma の領土です。

Lemma のアプローチ

申請者が「受給要件(所得区分・居住・対象区分など)を満たす」ことだけを、証明として提示します。所得額や世帯の生データは出しません。給付主体は中身を保管せずに要件充足を検証でき、監査も同じ証明を独立に確認できます。

「IT を増やす」のではなく、人への依存とプライバシー露出を減らす便益として届きます。 (御社のどの給付・補助から始めるか、まず会話で確認できます。)

得られるもの

数値はいずれも目安です。

給付・審査する側(自治体・公共サービス) 生データを集めず・保管せずに要件充足を確認でき、漏洩面と審査工数を下げられます。担当者が代わっても判断の根拠が残ります。 例:添付書類の収集・保管から、要件充足の証明検証へ。

住民・事業者(申請者) 所得・世帯などの生データを出さず、必要な「要件を満たす」だけを示せます。不要に記録・通知されません。 例:開示が、書類一式の提出から1つの要件証明へ。

監査・説明責任 中身を出さずに「要件を満たす申請に給付した」を説明でき、公平性の証跡が残ります。

実例

ある自治体が、所得区分に応じた給付の申請を受け付けているとします。要件確認のため所得証明・世帯情報を集めて保管しますが、その保管データ自体が漏洩・苦情の対象になり、担当者が代わると審査のばらつきも生まれます。

Lemma が導入されていれば、申請者は「所得区分が要件以下である」だけを証明として提示し、金額そのものは出しません。自治体は中身を保管せず要件充足を検証し、監査も同じ証明を独立に確認できます。

アーキテクチャ概念

既存の申請・審査システムを置き換えません。資格確認の経路に、属性証明を1段挟むだけです。

  • 選択的開示:BBS+ over BLS12-381 で、要件判定に必要な属性だけを提示。
  • 要件の証明:「所得区分が閾値以下」等を Groth16(Circom 回路)の範囲・述語証明で。Poseidon over BN254 でコミット。
  • 来歴:申請・判定を docHash と発行者署名で固定し、公平性の証跡を残す。

生データは申請者・発行元に留まり、給付主体に渡るのは「要件を満たす」という暗号的事実だけです。

Lemma が暗号的に保証する事実

  • 申請者が「受給要件を満たす」ことの証明
  • 判定の発生時刻と、参照属性の docHash
  • 後年も不変な、判定の暗号的同一性
  • 生データを保管せずに、給付主体・監査・第三者が独立検証できるトレイル

進め方

SaaS を単体で入れる話ではありません。AI 導入・データガバナンスのコンサルと PoC から入り、既存プラン月額に着地します。

  1. 30分の棚卸し — 給付・補助のうち、生データ保管の負担・漏洩面が集中する資格確認を特定。
  2. 証明したい判定(結果)を1〜2個に絞る — 例:「所得区分が要件以下」「対象地域の居住」。金額・世帯の中身は出しません。
  3. 接続と更新の扱いを設計 — 既存の申請・審査システムとの接続方式と、資格更新・取り消しの扱い。
  4. PoC(見積ベース)で1経路を実証 — 1つの給付・補助で動くことを確認。
  5. 既存プラン月額に着地(目安) — Lemma Civic へ。価格は会話のなかで確認。

御社で、生データ保管の負担が最も重い1つの給付・補助を最初の30分で聞かせてください。機微情報の開示は必要ありません。

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