信頼レイヤー
P3 支払う ≠ 信頼できる

エージェント権限証明

権限は渡せる。証明できる権限だけが。

4 つの暗号能力のひとつ。

Lemma が解決する領域

AI エージェントが、人の代わりに買い物・契約・取引を執行しはじめています。決済レール(x402、MCP)は出揃いましたが、本番運用の多くはいまだに、エージェントに API キーを渡し、超過支出や誤送信をプロンプト側のガードレールで防ぐ設計のままです。Lemma はこの不足を埋める層を「エージェント権限証明 (Agent Authority Proof)」と呼んでいます — 権限・支払い限度・取引の根拠データを暗号的アテステーションとして発行し、受信側が決済確定の前に独立して検証できる構造です。エージェント権限証明は、権限の連鎖 (delegation chain) — エージェントが最終的に誰の代理で、何段の委譲を経たか — と、その取引の決済権限 (payment authorization) の両方をカバーします。

なぜ今か

x402プロトコルの普及、MCPエコシステムの拡大、エージェント経済の急速な成長

Lemmaの役割
エージェント決済

エージェント権限証明と Trust402 — エージェント決済のどこに入るか

Lemma が提唱するエージェント権限証明は、エージェント決済の前段に置かれる信頼レイヤーです。エージェントに API キーを渡してプロンプト側のガードレールに頼るのではなく、権限・支払い限度・来歴を暗号的アテステーションとして発行し、オンチェーン、または任意の取引相手側で、決済確定の前に検証できる構造を指します。Trust402 は、この層を x402 型エージェント決済向けにプロトコルレベルで実装した Lemma の製品です。

なぜ今このレイヤーが必要か。エージェント決済 (agentic payments) — AI エージェントが自律的に実行する取引 — は、2024〜2025 年の x402・Stripe Agent SDK・MCP 駆動のツール使用によって現実のカテゴリになりました。決済レールの問題はほぼ解けています。残っているのは信頼の問題 — そのエージェントは誰の代理か、いくらまで使えるか、支払いの根拠データは真正か。

上記の delegated-treasury / multi-agent-workflows / x402-commerce ユースケースが、Trust402 と各部品の組み合わせ方を示します。エージェント決済そのものの広い概念整理は 用語集 を参照してください。

ユースケース
最新の考察
FAQ
Agentic payments (エージェント決済) とは何か?
自律 AI エージェントが — 人間ではなく — 取引主体となる決済形態です。技術スタックは x402 (Coinbase が HTTP 402 を実用化したもの)、Stripe Agent SDK、ツール使用の MCP、決済仲介の Facilitator が中心。残されているのは信頼の問題 — 権限委譲・支払い限度・来歴です。Lemma はこの層をエージェント権限証明と呼び、x402 向けの製品実装として Trust402 を提供しています。完全な定義は 用語集 を参照してください。
x402 と Trust402 の関係は?
x402 が決済プロトコル、Trust402 はその前段に置かれる検証層。x402 が「エージェントがどう支払うか」に答えるのに対し、Trust402 は「そのエージェントに支払いを許可してよいか、根拠データは真正か」に答える。両者は競合せず相補。Trust402 が権限・限度額・来歴の ZK アテステーションを発行し、x402 の任意の Facilitator が決済前に検証できる。
Delegated Treasury は他のソリューションと何が違うか?
既存のエージェント決済は、API キーやウォレットをエージェントに渡し、超過支出をプロンプトのガードレールで防ぐ設計が主流。Delegated Treasury では、支払い権限そのものを暗号的アテステーションとして発行する — 限度額・取引相手のホワイトリスト・有効期間・取引を正当化するデータ条件まで。生の権限は渡さない。エージェントは取引ごとにそのアテステーションを ZK で証明することで、支払う権利を得る。
Agentic payments のなかで来歴 (provenance) はどこに位置するか?
プロヴナンス (来歴) は三つ目の信頼問題 — 「この支払いの根拠データは真正か」 — に答える要素。これがないと、検索文書・上流ツール出力・別エージェントを通じてエージェントが誤った取引を承認させられる経路が残る。Lemma の来歴インフラは同じ権限証明のアテステーション連鎖に流し込まれ、支払い時にエージェントが提示する証明に「入力データが真正であること」の根拠が含まれる。入力側は 来歴証明の柱 を参照。
Lemma の他の柱
ブラウザ完結デモ

デモで試す

来歴検証デモをブラウザで開き、このシナリオを実行できます。暗号プリミティブはクライアント側で動作し、データは外部に送信されません。

はじめる

エージェントへの権限委譲を、ソフトプロンプトではなく暗号的アテステーションとして発行する準備はできましたか。

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