データ来歴
RAG poisoning、訓練データ汚染、document chain の改ざん。
阿波銀行のテスト環境に外部から不正アクセスがあり、顧客・株主情報のべ2万7,745件が漏えいした
テスト環境という位置づけは、使われ方が変わっても証明し直されることがなかった
IDScan.net:本人確認のために窓口へ渡した運転免許証のスキャン画像が、1 億 5,300 万件超ダークウェブで売られていた
確認は一度で終わるが、画像は残り続ける
Visa の EMV 非接触カードで、期限切れでも決済が通りうることが示された
端末が読む有効期限が、発行者の署名済み記録と照合されていない
法務省が「声」をパブリシティ権の保護対象と明記した
示されたのは事後の民事責任であって、生成の前に許諾を照らす段ではない
Hugging Face の学習データ 7.6PB に、生きた認証情報が 22 万件超あった
検出も通知も届いていたのに、鍵は失効されなかった(Truffle Security 調査)
Speechify の音声クローン、同意の確認はチェックボックス1つだった
米消費者団体が FTC と州司法長官に調査を申し立て
性的ディープフェイクの把握件数が半年で 123 件、前年通年を超えた
実在の人物から作られた画像に、来歴を確かめる層がない(警察庁)
Copilot for Word の文書ワームが、生成された文書を次の運び手に変えた
編集後の文書が元データを反映しているかを、受け手が確かめられない
TikTok の AI ラベル 30 億件と、AI 生成の「司会者」550 本超の偽情報が同時に成立していた
ラベルの不在は、真正の証明にならない(C2PA / CNA 調査)
アリアナ・グランデ:未発表曲は本人ではなく、協力者の最も弱いアカウントから抜かれた
なりすましと古い認証情報が、行動の前に独立検証されない
Ruflo の MCP Bridge:一つの無認証リクエストが 233 の高権限ツールを開き、パッチ後も記憶の汚染が残る
実行の前に、ツール呼び出しの認可と記憶の来歴が独立検証されない
Wanchain:署名メッセージの符号化が曖昧だったため、正規の署名 1 つが桁違いの払い出しに再利用された
2026-07-20、Wanchain が運用する Cardano–BNB Chain ブリッジで、Cardano 側の準備金から約 5 億 1,520 万 NIGHT(およそ 1,000 万ドル)が 9 分・4 トランザクションで流出した。BlockSec の予備解析によれば、…
Verus-Ethereum ブリッジ:2か月前と同じ入口が再び突かれ、$7.54M が裏づけなしに払い出された
Verus-Ethereum ブリッジが 2026-07-23 に再び攻撃を受け、約 754 万ドル相当の資産が裏づけなしに払い出された。Blockaid は、今回が同年 5 月の流出(Brief No.016)と「同じブリッジコントラクト・同じ入口・同じバグクラス」であると指摘…
Ostium:オラクル署名鍵1本の侵害で、「未来の価格」が有効な署名付きで受理され $18M が払い出された
2026-07-15、Arbitrum 上で現実資産(RWA)の永続先物を扱う分散型取引所 Ostium が、自らの価格供給インフラを逆手に取られる攻撃で最大約 1,800 万ドル(USDC)を流出させた。攻撃者はオラクルの署名鍵 1 本を侵害し、未来日付のタイムスタンプを付けた…
Figma:AI 学習は個人・小規模チームで既定オン、エンタープライズでは既定オフだった
デザインツール Figma は 2024-08-15 に「コンテンツによる AI 学習(content training)」を発効させた。同社自身の公開ドキュメントによれば、この設定は Starter プランと Professional プランでは既定でオン、Organizati…
芸能人・声優の肖像と声の無断利用が主要 SNS で 4 万件超、削除率 100% を達成したモデルも同じ人物で再投稿された(JAPRO 2025年度調査)
特定非営利活動法人 肖像パブリシティ権擁護監視機構(JAPRO)が 2026-06-25、2025 年度の実態調査を公表した。主要 SNS における肖像権・パブリシティ権の侵害疑義投稿は延べ 4 万件超・閲覧約 3.35 億回。最も重い所見は削除の実証結果で、某俳優の肖像を使用し…
Aptos:Move VM の型混同で、あるオンチェーン資源が別の資源として扱われ得た(約 3,000 ドルの検証環境で再現)
ブロックチェーンセキュリティ企業 Hexens が、Aptos の Move VM(同レイヤー 1 上の全スマートコントラクトを処理する実行環境)に、stale-cache(古いキャッシュ)由来の type-confusion(型混同)で、あるオンチェーン資源を別種の資源として扱…
A7A5:ルーブル建てステーブルコインが制裁下で累計 $110B を流した
取引は誰でも追えるのに、送金主体の制裁属性を実行時に証明・遮断する層がない(CertiK / Elliptic)
Secret Network:偽のチャネルから届いた入金が検証されず、裏づけのない wrapped トークンが無限に発行された
Secret Network と Axelar をつなぐ IBC ブリッジで、相手チェーンに対応する裏づけがないのに、約467万ドル($4.67M)相当の資産が引き出された。暗号方式が破られたのではない。Secret 側の ICS-20 スマートコントラクトが、入金してくる to…
Sumsub:本人確認を担う事業者の社内サポート環境に18か月気づかず侵入され、利用者の氏名・連絡先が露出した
世界的な本人確認(KYC)事業者 Sumsub が、社内のサポート関連環境への不正アクセスを公表した。攻撃者は2024年7月、第三者のサポートチケット管理プラットフォーム経由で悪意ある添付ファイルを送り、サポート関連の社内環境へ限定的にアクセスした。露出したのは主に利用者の氏名で…
Polymarket:正規サイトに信頼されたまま、第三者ベンダー経由で注入された JavaScript が利用者に偽の承認をさせた
予測市場プラットフォーム Polymarket の利用者が、いつも通り正規サイトを開いて取引を承認したところ、約300万ドル相当の資産を失った。スマートコントラクトもバックエンドも侵害されていない。攻撃者はフロントエンドが読み込む第三者ベンダーの依存コンポーネントを侵害し、Pol…
香港 Deepfake ビデオ会議詐欺:CFO・同僚全員をリアルタイム deepfake で偽装し、約 2,600 万ドルの送金を実行させた
顔と声の確認が「本人が今ここにいる」ことの証明にならなくなった構造(香港警察 / Arup)
IDMerit:約10億件の KYC データ「露出」が係争に
認証なしの公開 DB は見つかったが、それが誰の管理下のデータかを、いまも誰も証明できない(Cybernews 報道・IDMerit 否認)
Common Crawl:LLM の学習に使われる公開コーパスに、約1.2万件の「生きた」認証情報が混入していた
学習データの来歴が取り込みの前に検証されない構造(Truffle Security)
Waymo:自動運転車が、停止中のスクールバスを止まらずに通り過ぎた
走行判断が、安全に関わる行動の前に独立検証されない構造(NHTSA)
Hyundai:AI の自動ブレーキが、危険がないのに勝手に作動し追突を招いた
人間の運転に割り込む AI 判断が、行動の前に独立検証されない構造(NHTSA)
北海道の国立病院:「破砕した」という前提のまま、患者 18 万人分の HDD が中古市場に流れた
機微媒体の廃棄が独立検証可能な破壊証跡として固定されない構造(NHO 北海道医療センター・北海道がんセンター)
AI が作った「実在しない判例」を、対立する双方の弁護士が裁判所に提出した(ミシシッピ連邦地裁)
AI が示した引用元の実在性・来歴が、書面提出の前に独立検証されない構造(Rule 11)
Bright Data SDK:家庭のテレビが、AI 学習向けスクレイピングの中継ノードにされていた
収集データと中継トラフィックの出所・同意が、独立検証されない構造(Include Security)
命令の出所を検証しないまま、AI が社内データを送り出した
取り込んだ命令の出所と権限が、行動の前に独立検証されない構造(EchoLeak / Microsoft 365 Copilot)
採用 AI の「誰が正当か」を検証しないまま、6,400 万件に手が届いた
アクセス主体の権限属性が独立検証されない構造(McHire / Paradox.ai)
認証のない AI バックエンドで、到達がそのまま全取得になった
データ基盤の到達と認可が分離されない構造(DeepSeek / ClickHouse)
著作権キャラが、権利者が拒否するまで生成され続けた
キャラ生成の時点で、用いる素材の来歴・許諾が固定されない構造(OpenAI Sora 2 / CODA・日本政府)
「自律走行」の事故記録が、自社の黒塗りと自己申告のまま検証されていなかった
制御主体の帰属と走行判断の来歴が独立検証されない構造(Tesla Robotaxi / NHTSA)
非同意の画像が、生成の時点で誰の同意も年齢も確かめられずに作られた
被写体の同意・年齢と生成物の来歴が、生成時点で独立検証されない構造(Grok)
年齢を証明するために渡した政府 ID 7 万枚が、第三者から流出した
規制属性(年齢)の証明と生 ID の保管が分離されていない構造(Discord / 5CA)
偽の著名人が 2 億回見られても、肖像の来歴は誰も確かめていなかった
肖像・音声の来歴が生成・公開の前に固定されない構造(YouTube)
保全の実態がない森林から、カーボンクレジットが発行・販売されていた
環境属性の裏づけデータが、発行時に独立検証されない構造(ブラジル Operation Greenwashing)
AOG Technics:偽造された耐空証明書付きで、6万点超の航空機エンジン部品が出回った
耐空という規制属性を主張する証書の来歴が、受領の前に独立検証されない構造(SFO)
正規の予約プラットフォーム内で、売上金の受領口座が書き換えられた
送金先変更が、資金移動の前に独立検証されなかった(Polaris Holdings / Booking.com)
検査は「完了」と記録されていたが、実施されていなかった
Boeing 787 で、記録の存在が実施の証明と取り違えられた
128 億枚の AI 学習データに、パスポート・履歴書・顔が混入していた
学習データの来歴と同意が、収集の時点で検証されていなかった
Stripe の信頼された API インフラが、カード窃取コードの配送と窃取データの保管に転用された
allowlist はドメインの身元を信頼し、運ばれる内容の来歴を検証しない
不可視 Unicode による指示インジェクション
目視と AI 入力の乖離
OnlyFake
AI 生成 ID による KYC 突破
SynthID 透かしが統計的に剥がされた
成果物に埋めた来歴印は除去も偽造もされうる(Google DeepMind / Alosh Denny)
Noroboto:フォント偽装で AI の文書レビューに別の文章を読ませた
埋め込みフォントによる入力 integrity の偽装
公開 API 経由の Discord 20.5 億メッセージのスクレイピング
公開チャンネルデータが AI 学習データセットとして再配布される構造